「1発で飛べ」――Xのアイコンタップ、プロフィール移動に一手間増えた理由の中身
「プロフィールに移動👈🏻だるすぎる」。
9月16日の午後、Xのタイムラインにこんな投稿が流れてきました。
タイムラインやリプライ欄でユーザーのアイコンをタップしたときの挙動が、この日を境に変わったようです。
日常的にXを使っている人、とくにSNS運用でXを毎日開いている人にとっては、地味だけど無視できない操作性の変化です。
何が変わり、公式は何か発表しているのか、手元で確認できた範囲をまとめました。
先に結論をまとめると:
– 9月16日午後から、アイコンをタップしても直接プロフィールに飛ばず「プロフィールに移動」ボタンを挟む挙動に変わったという投稿が複数出ています
– ただし個々の投稿のいいね数は1〜3件と少なく、大きくバズった単一の投稿があるわけではありません。
複数の人が同じ不満を別々に投稿している状態です
– Xから公式な仕様変更の告知は今のところ見当たらず、A/Bテスト(一部ユーザーだけに新しい表示を試す手法)や段階的な展開の可能性があります
アイコンをタップしても、すぐには着かなくなった
これまでXのモバイルアプリでは、タイムラインやリプライ欄に並ぶ投稿者のアイコンをタップすると、そのままプロフィール画面に遷移するのが基本の動きでした。
ところが9月16日午後以降、一部のユーザーの環境では、アイコンをタップすると「プロフィールに移動」という選択肢がいったん表示され、そこをもう一度押さないとプロフィールにたどり着けなくなったという報告が出ています。
Xユーザーの@amaneBLACさんは、こんな投稿を残しています。
Twitterまた改悪してるじゃーん
アイコンタップしたらすぐプロフィールいけよな
Twitterまた改悪してるじゃーん
— あまね@ブル垢 (@amaneBLAC) 2026年9月16日
アイコンタップしたらすぐプロフィールいけよな
「改悪」という言葉を使った投稿は、この1件だけではありません。
ワンタップで済んでいた操作が二手間になったことに対する違和感が、別々のアカウントから同じような言い回しで出てきているのが今回の特徴です。
ただ、この投稿単体のいいね数は2件と、いわゆる「バズった」とは言えない規模です。
数字だけ見ると小さな声のはずなのに、なぜ複数人から同じ内容が出てくるのか。
そこを一次情報で確かめてみました。
本当に「多くの人」が困っているのか?
今回、実際にX上で見つけられたこの話題の投稿は4件でした。
いずれもいいね数は1〜3件で、リポストもほぼゼロです。
いわゆる炎上や大規模なバズとは呼べない規模感で、「大勢が一斉に騒いでいる」というより「気づいた人がそれぞれ独立に不満をこぼしている」状態というのが実態に近いようです。
その一人、@HiDEP41さんはこう投稿しています。
プロフィールに移動ボタンいらねえよ
1発で飛べ
プロフィールに移動ボタンいらねえよ
— HiDEP41👾💄💘 (@HiDEP41) 2026年9月16日
1発で飛べ
「1発で飛べ」という表現は、ワンタップ操作に慣れていた人ほど強く感じる不満を端的に表しています。
別のユーザー@nag_whiteさんも「なんでわざわざ1回間にはさむようにしたん? 微妙にストレス」と投稿しており、複数のアカウントが、示し合わせたわけでもないのに似た表現にたどり着いている点は興味深いところです。
Xは仕様変更を発表しているのか?
Xの公式アカウントやヘルプページを確認した範囲では、9月16日時点でこの挙動変更について明確なアナウンスは見当たりませんでした。
Xはこれまでもプロフィール周りのUI(画面の見た目や操作の仕組み)を予告なく細かく調整することがあり、今回も一部ユーザーだけを対象にしたA/Bテストや、段階的なロールアウト(機能を全員にではなく順番に展開する方法)である可能性が高いとみられます。
公式な説明が出ていない以上、断定はできませんが、全ユーザーに一斉適用された確証もない、という状態です。
この仕様、元に戻す設定はあるのか?
「新しいUIが使いにくいから元に戻したい」というのは、Xの仕様変更のたびに繰り返し検索される困りごとです。
今回についても、アプリ内の設定でこの「プロフィールに移動」ボタンをオフにする項目は、現時点で見つかりませんでした。
過去にXの数字表示単位が「万」から「K」に変わった際も、ユーザー側で元に戻す公式な設定は用意されておらず、慣れるか外部の対処法を探すかの二択になっていました。
今回も同様に、Xが仕様を撤回しない限りは元の一発遷移には戻らない可能性が高そうです。
Shiritomo編集部の考察:小さな不満は「兆候」として見る
今回のように個々の投稿のいいね数が1桁でも、複数の独立したアカウントが同じ操作性の不満を同時多発的に投稿している状態は、大きな炎上の前段階として見ておく価値があります。
SNS運用担当者にとって重要なのは「バズっていないから無視してよい」ではなく、「同じ不満を言う人が増える速度」を定点観測することです。
プロフィール遷移に一手間増えるという変化は、フォロー導線やプロフィールへのアクセス数にも影響しうるため、運用アカウントのインプレッションやプロフィールクリック率に普段と違う動きが出ていないか、数日単位でチェックしておくとよいでしょう。
過去のK表記や「すべて」タブ消失のケースでも、最初は少数の指摘から始まり、後から検索需要として積み上がる傾向が見られました。
まとめ
Xのアイコンタップからプロフィールへの遷移に一手間増えたという報告は、9月16日午後から複数のユーザーから出ていますが、いずれも小規模な投稿にとどまり、公式な仕様変更の告知もまだ確認できていません。
A/Bテストや段階的な展開の可能性を念頭に、今後の公式発表や表示の推移を見ていく必要がありそうです。


