「DM開けないけど通知は来るからみんなありがとう」――Xでまた起きた通知だけ残るバグの正体
「DM開けないけど通知は来るからみんなありがとう😭」。
2026年9月11日の夜、Xにこんな投稿が流れてきました。
通知アイコンには数字がついているのに、開いても中身が空っぽ。
あるいは通知そのものは届いているはずなのに、メッセージ一覧に反映されない――9月11日から12日にかけて、Xでこうした症状を訴える投稿がいくつか確認できました。
個人のやり取りだけでなく、キャンペーン当選連絡や問い合わせ対応をDMで行っているアカウントにとっても、地味に業務が滞る問題です。
先に結論をまとめると:
– 9月11日〜12日、Xで「DM通知は来るのに開けない・メッセージが見えない」という報告がいくつか見られた
– 公式からの原因説明は今のところ無く、アプリの再起動や更新で直ったという声が多い
– 同じ「通知はあるのに中身が見えない」症状は2025年5月・12月、2026年3月・7月にも起きており、今回が初めてではない
Xで何が起きているのか
今回報告されているのは、DMの通知バッジや通知そのものは表示されるのに、実際のメッセージ一覧を開いても内容が反映されない、あるいはアプリ側で送受信ができないという症状です。
冒頭で紹介した投稿のほかにも、同じ時間帯に似た訴えが複数見られました。
DM開けないけど通知は来るからみんなありがとう😭
DM開けないけど通知は来るからみんなありがとう😭
— kasu:) (@QuQ_zy) 2026年9月11日
原因については、アプリのバージョンが古いままになっている、Xが進めている新しいDM機能「XChat」への移行、あるいは仕様変更そのものが影響しているのではないか、といった見方がユーザーの間で交わされています。
ただ、これらはあくまで利用者側の推測の域を出ません。
そこで、Xの通知まわりでこれまで何が起きてきたのかを調べてみました。
調べて分かったこと
原因は「XChat」への移行にあるのか
Xは2025年5月末ごろから、DM機能を刷新する「XChat」のベータ展開を始めています。
同年6月にはイーロン・マスク氏がPremium課金者への拡大を明言し、11月ごろにはチャットを開く際にパスコード設定を求める仕様変更が本格化しました。
この時期、「パスコードを設定しないと新着通知バッジが表示されない」という報告も出ています。
2026年4月には独立したスタンドアロンアプリとして正式にローンチされました。
ここまでの経緯を追う限り、通知の仕組みそのものが半年以上かけて段階的に作り替えられていることは確かです。
今回の不具合とXChatの因果関係を公式が説明したわけではありませんが、通知の表示ロジックが何度も変更されてきた土台の上で今回のトラブルが起きている、という見方は不自然ではないでしょう。
本当に「今回だけ」なのか
実は「通知はあるのに中身が見えない」という症状は、今回が初めてではありません。
2025年5月には「DMを開いても何も表示されない」不具合が報告され、原因不明のまま自然に収まりました。
2025年12月には通知バッジの非表示化、2026年3月にはメッセージリクエストの件数だけが表示され中身が見えない不具合、そして2026年7月にも同様の症状で困惑が広がったばかりです。
メインスマホのX更新してないからDM見れないんですけど通知は生きてるのでめちゃくちゃ来てるのは知ってます……反応遅くてごめんね……お家に帰ったら確認します
メインスマホのX更新してないからDM見れないんですけど通知は生きてるのでめちゃくちゃ来てるのは知ってます……反応遅くてごめんね………お家に帰ったら確認します
— 雪崩ヶ`ノ卜@正式名称はリンク先 (@itafure) 2026年9月12日
この投稿からもわかるように、アプリの更新が滞っていることが一因になっているケースもあるようです。
数ヶ月おきに似た症状が繰り返されているという事実は、次に同じ不具合が起きたときにも慌てず対処できるよう、覚えておく価値があるでしょう。
DMが見れないとき、どうすればいいのか
今すぐ試せる対処法として、利用者の間では次のような方法が共有されています。
- アプリを一度終了して再起動する
- ストアからアプリを最新バージョンに更新する
- 設定からチャットのパスコードが正しく設定されているか確認する
- 通知設定を「プッシュ通知→ダイレクトメッセージ→すべてのアカウントのメッセージ」に変更してみる
- どうしても直らない場合は、アプリではなくブラウザ版のXを使ってみる
ブラウザ版は通知の経路がアプリと異なるため、アプリ側だけの不具合であれば影響を受けにくいという報告もあります。
公式のアナウンスを待つ間の応急処置として覚えておくと安心です。
Shiritomo編集部の考察:DM運用は「またか」を前提に
DMはキャンペーンの当選連絡やユーザーからの問い合わせ対応など、企業アカウントにとっても実務上の導線になっています。
今回のように通知が来ているのに中身が見えない状態が続くと、対応漏れやフォロワーとの行き違いにそのままつながりかねません。
過去半年余りで同じ系統の不具合が3度以上起きていることを踏まえると、SNS運用の現場でも備えが必要でしょう。
「不具合が起きたらブラウザ版で代替できるようにしておく」「DMだけに重要な連絡を頼らない」といった、再発を前提にした運用フローを用意しておくことが実務的な備えになりそうです。
Xが通知の仕組みを作り変えている最中である以上、しばらくはこの手のトラブルが繰り返されると考えておいたほうがよいかもしれません。
まとめ
Xで「DM通知は来るのに開けない」という不具合が2026年9月11日から12日にかけて報告されました。
公式の原因説明はまだありませんが、再起動やアプリ更新、ブラウザ版の利用といった対処法で回避できるケースが多く、同様の症状は過去にも繰り返し起きています。
