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クレイフェイス、世界興収130億円で2週連続1位――「恐ろしい完成度」の声も

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年11月3日 更新
クレイフェイス、世界興収130億円で2週連続1位――「恐ろしい完成度」の声も

約8300万ドル。
日本円にして約130億円です。
DCスタジオの新作『クレイフェイス』が、公開から2週間足らずでこの数字に到達し、全世界週末興行ランキングで2週連続1位を記録しました。
アメコミ映画というより、ボディホラーに近い作りだと言われている作品が、ここまで数字を伸ばしているのはなぜなのか気になって調べてみました。
映画好きのSNS運用者なら、低予算ホラーがヒットするときの拡散のされ方にも参考になる部分がありそうです。

先に結論をまとめると:
– 『クレイフェイス』は世界興収約130億円を突破し、全世界週末ランキングで2週連続No.1
– 10月30日の日本公開時にはFilmarks初日満足度ランキング1位を獲得
– 北米の観客調査「CinemaScore」でA−評価、Rotten Tomatoesの観客スコアは94%

何が起きたのか(Xでの盛り上がり)

『バットマン』シリーズの悪役「クレイフェイス」を主役に据えたこの作品は、10月30日に日本公開されました。
公開直後から国内のFilmarksで初日満足度ランキング1位を獲得し、世界では累計興行収入が約130億円を超えるヒットになっています。

X上でもこの数字の伸びが話題になり、ゲーム情報メディアの公式アカウントがまとめた投稿が大きな反応を集めました。

この投稿では「恐ろしい完成度」「珠玉の大傑作人間ドラマ」といった感想が紹介されています。
ただ、数字だけを見ても「なぜヒットしたのか」はまだ見えてきません。
そこで、作品の作りや背景をもう少し調べてみました。

調べて分かったこと

なぜ低予算ホラーがここまで伸びたのか?

『クレイフェイス』は北米公開初週末(3日間)で約2400万ドル(約37.7億円)を記録し、全米ランキング初登場1位でスタートしました。
海外76市場を合わせた全世界オープニング興行収入は約4300万ドルで、こちらも初登場1位です。
その後も大きく失速せず、2週目も全世界1位を維持して合計約130億円まで積み上げました。

評価面を見ると、北米の観客出口調査「CinemaScore」でA−という高評価を得ており、Rotten Tomatoesでは批評家スコア75%に対して観客スコアが94%と、観客の支持の方が明らかに高く出ています。
アメコミ映画にありがちな派手なアクションではなく、人間ドラマとしての完成度が評価されている様子がうかがえます。

シネマシティの週末動員ランキングでも、公開直後に「NEW」として4位に入っていました。

原作コミックとどうつながっているのか?

映画は、禁断の治療によって顔が泥のように変形してしまう「マット・ヘーゲン」という人物の悲劇を軸に描かれています。
監督を務めたのは『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』のジェームズ・ワトキンス監督で、主演のクレイフェイス役はトム・リス・ハリスです。

原作コミックの文脈を掘り下げたこんな投稿もありました。

この投稿では、クレイフェイスが別の作品で暗殺者カサンドラ・ケインにシェイクスピアを通じてコミュニケーションを教え、彼自身も居場所を見つけていくエピソードが紹介されています。
なお、この投稿に添付されているのはコミックの1ページで、映画本編の場面カットではありません。
あくまで原作でのクレイフェイスというキャラクターの位置づけを示す資料として引用されています。

日本の観客はどう受け止めているのか?

ゲームクリエイターの小島秀夫さんも、自身のXで本作を鑑賞したことを明かしています。
英語で投稿された内容を訳すと、「『クレイフェイス』を見た。
DCにクレイフェイスというキャラクターがいることを知らなかったが、楽しめた」「復讐によって悪に転落する物語と見るか、悲劇と見るかで、映画の『顔』が変わる」という趣旨のコメントでした。
アイデンティティや変容をテーマにした作品を手がけてきた創作者からの評価として、ファンの間でも話題になっています。

日本の観客の反応としては、鑑賞後の感想を投稿するファンも見られました。

Shiritomo MOVIE編集部の考察

今回の数字を見て意外だったのは、派手な宣伝規模に頼らず「観客の口コミ」で伸び続けている点です。
北米CinemaScore A−、Rotten Tomatoes観客スコア94%という数字は、批評家評価より観客評価が高く出る典型的な「口コミ先行型」の伸び方を示しています。
公開1週目で終わらず2週目も1位を維持できたのは、初動の広告効果ではなく、観た人の満足度がそのまま次の動員につながった結果と見られます。
低予算のジャンル映画が配給規模の小さいタイトルに負けずヒットする構図は、SNS時代の「評判の伝播速度」が興行収入そのものを動かす一例として、しばらく追いかける価値がありそうです。

まとめ

『クレイフェイス』は、派手な前評判がなかった低予算のDC映画でありながら、観客の満足度の高さを武器に世界興収130億円・2週連続1位という数字を積み上げました。
日本でも初日からFilmarks満足度ランキング1位を獲得しており、今後の動員の伸び方にも注目が集まりそうです。

さらに深掘りしたい方へ

『クレイフェイス』日本版ポスターが世界公式に、「人気も、美貌も、すべて失った。」のコピーごと採用『クレイフェイス』日本版ポスターが世界公式に、「人気も、美貌も、すべて失った。」のコピーごと採用逆さまに掲げられた素顔と、赤い縦組みの文字。 10月30日公開のDC最新作『クレイフェイス』の日本版ポスターが採用された経緯。

『クレイフェイス』の最新情報は映画com「クレイフェイス」作品ページでも確認できます。