「アプデするたびに改悪していく」1000いいねの嘆き——Xの画像まわりで今何が起きているのか
「マジでTwitterってアプデするたびに改悪していくな」。
7月20日に投稿されたこの一文に、1000件を超えるいいねが集まりました。
きっかけは7月19日頃に配信されたXアプリの更新です。
画像編集機能が大幅に制限され、色調補正が使えなくなりました。
プロフィール画面はポスト・リポスト・返信が別タブに分かれ、複数画像の表示も横スライドの「カルーセル」形式に切り替わっています。
過去に投稿した画像が一時的に表示されなくなるバグの報告も出ています。
日常的にXで写真やイラストを投稿している人にとっては、地味だけど無視できない変化です。
この記事では、7月中旬から立て続けに起きているXの変更点を時系列で整理し、実際どこまで使い勝手が変わったのかを一次情報で確かめました。
先に結論をまとめると:
– Xは7月17日の「プロフィールタブ分離」、19日の「メディア欄の動画優先表示」、そして画像編集機能の追加制限までを、わずか1週間の間に連続して投入しました
– 画像編集の制約自体は今回が初めてではなく、4月にスタンプ機能が廃止された流れの延長線上にある変更です
– Yahoo!リアルタイム検索の集計では、直近のXアプリ更新に対する反応の94%がネガティブという結果が出ています
何が起きたのか
7月19日前後のアップデートで報告されている変更点は主に3つです。
ひとつは画像編集ツールの縮小で、スタンプや色調補正といった加工オプションが使えなくなり、トリミング程度しかできなくなったという声が広がっています。
ふたつめはプロフィール画面の仕様で、これまで一覧表示されていた投稿・リポスト・返信が別タブに分離されました。
三つめは複数画像を投稿した際の見え方で、これまでのグリッド表示から横にスワイプする「カルーセル」形式に変わっています。

Android版ユーザーを中心に「ついていけない」という反応が相次ぎ、なかには過去に投稿した画像が一時的に表示されなくなるバグを報告するユーザーもいました。
X公式からの説明は特に出ていません。
こうした反応は今回に限った話ではなく、直近1週間ほどのXの更新履歴全体を見渡すと、ひとつの流れの一部であることが見えてきます。
𝕏アプデしたら画像の写真編集でスタンプ押せなくなって不便すぎる!!
— pichi🍪(ぴち)μεω♡ (@kDGO0NddSHaHrEs) 2026年4月11日
使えるように戻してくれーーー!! pic.twitter.com/lVQCHsrKCP
調べて分かったこと
なぜ立て続けに変更が起きているのか?
時系列を追うと、変更は突発的ではなく段階的に進んできたことがわかります。
まず4月、Xは画像編集時のスタンプ機能を廃止しました。
代わりに文字入力機能で絵文字を配置する形に変更され、当時から「編集がやりづらくなった」という声が出ていました。

6月には複数画像投稿の表示形式が変わり、グリッド表示からカルーセル形式へ切り替わる動きがiOS版を中心に確認されています。
実際にこの変化を検証した投稿では、4:3の横長画像がどこまで見切れるかを試す様子が投稿されていました。
【カルーセル表示】
— マクセル – Within, the Future (@maxellJP) 2026年6月11日
X/Twitterのモバイル版の 4枚 写真投稿が「田」型の並びではなく、横スライドの「カルーセル」型の表示に変更になったのでは?ということで、ヨコ長「4:3」の画像をUPして、👈左右👉がどれくらい見切れるか? 実験してみましょうね📸🥼 pic.twitter.com/UaqrV7ARG8
そして7月17日にプロフィールのポスト・リポスト・返信タブが分離され、19日にはメディア欄が動画優先の表示に切り替わりました。
今回の画像編集制限とバグ報告は、この一連の流れの最新版だったというわけです。
単なる「改悪」なのか、それとも動画シフトの一環なのか?
一連の変更を並べると、Xが動画コンテンツの視聴時間を伸ばす方向に舵を切っていることがうかがえます。
メディア欄を動画優先にしたのも、静止画より動画のほうが滞在時間を稼ぎやすいという判断があると見られています。
一方で、写真やイラストを主戦場にしているクリエイターにとっては、露出の機会そのものが減りかねない変更でしょう。
Yahoo!リアルタイム検索がまとめた集計では、直近のXアプリ更新に対する反応の94%がネガティブで、ポジティブな反応はわずか6%にとどまっています。
ユーザー体験の観点では、既に評価が定まりつつあると言えそうです。
Shiritomo編集部の考察:画像運用アカウントが今すぐ確認すべきこと
写真やイラストを主軸に運用しているアカウントは、今回の一連の変更を軽視しない方が良いでしょう。
カルーセル表示への切り替えで、複数画像投稿の1枚目に何を置くかの重要性がこれまで以上に高まっています。
1枚目でスワイプする理由を作れなければ、2枚目以降を見てもらえない可能性があるためです。
また、Xが動画コンテンツを優遇する方向に動いている以上、静止画中心の運用アカウントは短尺動画への展開も選択肢として検討する価値があります。
過去投稿の画像消失バグのような不具合が起きている間は、投稿直後にプレビューで表示を確認する習慣をつけておくと安心です。
UIの変更ペースが速い今の時期は、こうした細かい確認の積み重ねが運用の安定につながります。
まとめ
Xは7月中旬から画像編集・プロフィール表示・メディア欄の仕様を立て続けに変更し、ユーザーからは強い不満の声が上がっています。
単発の改悪ではなく動画シフトという大きな流れの一部と捉えると、運用者が次に取るべき対策も見えてきます。

