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「Too many concurrent requests」——ChatGPTが4日連続で止まった、7月25日の世界同時障害

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年7月26日 更新
「Too many concurrent requests」——ChatGPTが4日連続で止まった、7月25日の世界同時障害

「biscuit_baker_service_me_circuit_open」。
日本時間2026年7月25日の早朝、ChatGPTを開いた人の画面には、こんな聞き慣れないエラーコードが表示されていました。
米東部時間の午前5時過ぎ、ChatGPT・API・Codex(OpenAIのAIコーディングツール)が同時に応答しなくなったのです。
世界中のユーザーが「仕事が止まった」と声を上げる事態になりました。

日々の業務でChatGPTやCodexを使っている人にとって、こうした突然の停止は他人事ではありません。
この記事では、今回の障害で実際に何が起きていたのか、そしてなぜOpenAIのサービスがここまで頻繁に止まるのかを、一次情報をもとに整理します。

先に結論をまとめると:
– 2026年7月25日午前5時過ぎ(米東部時間)、ChatGPT・API・Codexで世界規模の障害が発生し、約50分後に緩和策が発表されました
– エラーの正体は「too many concurrent requests」や内部ラベル「biscuit_baker_service_me_circuit_open」による503エラーで、リクエストがサーバーに届かない状態でした
– これはOpenAIにとって4日間で4度目の障害で、AIツールへの依存リスクが改めて話題になっています

世界中で「開けない」の悲鳴が上がった朝

Downdetector(ユーザーからの障害報告を集計するサービス)には、開始からわずか数十分で890件を超える報告が寄せられました。
内訳はChatGPT本体が88%、API・Codexが5%、モバイル・デスクトップアプリの不具合が4%と、ほぼ全サービスに影響が及んでいたことがわかります。

Xでもいち早く速報が飛び交いました。

BREAKING: ChatGPT is down once again.(速報:ChatGPTがまた落ちた)

投稿は瞬く間に広がり、「またか」という反応とともに拡散されていきました。
ただ、単発の障害報告だけでは「どのくらい深刻だったのか」がわかりません。
そこでOpenAIの公式ステータスページや海外メディアの報道を確認し、実際の被害範囲を調べてみました。

なぜ4日連続で障害が起きているのか?

OpenAIの公式ステータスページは午前5時30分頃、「対象サービスについて調査中」と更新しました。
ユーザーが直面したのは「too many concurrent requests(同時リクエストが多すぎます)」という表示です。
もう一つは、内部ラベル「biscuit_baker_service_me_circuit_open」を伴う503エラーでした。
これはサーバー内部の特定機能(回路)が過負荷を検知して自動的に遮断する仕組みが働いたことを示しています。
つまりリクエストが、OpenAIのサーバーにすら届かない状態だったと考えられます。

影響はアメリカやインドだけでなく、日本を含む世界各地に及びました。
チャット履歴が読み込めない、送信ボタンを押しても反応がないといった報告が相次ぎ、今回の障害はOpenAIにとって4日間で4度目の発生という点も指摘されています。
開発ツールとしてCodexを日常的に使うエンジニアからは、業務が丸ごと止まったという声も上がりました。

ユーザーはどう受け止めたのか?

障害から数十分後には、海外メディアも一斉に速報を出しました。

ChatGPT down: Users are facing issues with login, chats and loading previous conversations worldwide.(ChatGPTが停止:世界中のユーザーがログインやチャット、過去の会話の読み込みに問題を抱えている)

その後、日本時間の深夜までには全サービスが正常稼働に戻ったことが確認されています。
ただし復旧が確認されるまでの間、ユーザーの間では「またこのパターンか」という諦めにも似た反応が目立ちました。
繰り返される障害に対して、単発のトラブルではなく構造的な課題として受け止める空気が広がっているようです。

Shiritomo編集部の考察:明日からやることは2つ

今回の件で見えてきたのは、多くの個人や企業が業務フローの中核にChatGPTやCodexを据えてしまっているという実態です。
SNS運用や情報発信の現場でも、下書き作成や画像生成の一部工程をAIツールに任せているケースは珍しくありません。

明日からできる備えは2つあります。
1つは、重要な作業の締め切り直前にAIツール頼みの工程を集中させないこと。
もう1つは、Claude や Gemini など代替となるAIサービスを普段から併用し、片方が止まっても作業を続けられる状態にしておくことです。
障害のたびにX上で「またか」という投稿が拡散する現象自体、AIサービスへの依存度がすでに社会インフラ並みになっていることの裏返しといえるでしょう。

まとめ

ChatGPTの4度目の障害は約50分で緩和されたものの、AIツールへの依存が強まるほど、こうした停止の影響は大きくなっていきます。
便利さと引き換えに、代替手段を持つことの重要性が改めて浮き彫りになった一件でした。

さらに深掘りしたい方へ

「upstream connect error」14文字が刻んだ朝——ChatGPT障害でXが騒然とした7月15日「upstream connect error」14文字が刻んだ朝——ChatGPT障害でXが騒然とした7月15日「upstream connect error or disconnect/reset before headers」。 7月15日の朝、ブラウザでChatGPTを開いた人の多くが、見慣れないこの英語のエラー文と向き合うことになりました。

OpenAIの稼働状況はステータスページでリアルタイムに確認できます。
障害が疑われるときは、まずこちらをチェックしてみてください。

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