「15どころか11とか12使ってる人も普通にいる」――iPhoneが36万円時代でも買い替えない人が増えている理由
「15どころか11とか12使ってる人も普通にいる。
妻の家族も去年iPhone 14買ってあと4年くらい使うつもりみたいだし。
普通の人はそんなもんよね」。
9月12日にXへ投稿されたこの一言に、5,900件を超える「いいね」が集まりました。
同じ週、Appleは21万9800円のiPhone 18 Proと、36万4800円の折りたたみ「iPhone Duo」を発表したばかり。
過去最高値の新モデルが並ぶタイミングで、なぜ「うちはまだ11とか12」という声がこれほど広く共感を集めたのでしょうか。
次の買い替えをどうするか迷っている人にとっては、値上げの理由だけでなく「本当に今買うべきか」を考えるヒントにもなりそうです。
先に結論をまとめると:
– iPhone 18 Pro/Pro Maxは21万9800円から、Duoは36万4800円からと、過去最高値の価格帯になりました
– iPhone 17シリーズはこの1年で2回価格改定され、256GBモデルは発売時より3万円上がっています
– 「買い替えない」派が支持される背景には、価格上昇に加えてOSサポート期間の長さとバッテリー交換で延命できる安心感があります
「普通にいる」の一言に5,900いいねが集まった背景
投稿主は、周囲でiPhone 11や12を今も使い続けている人が珍しくないと明かしました。
特に反響を呼んだのが、義理の家族が去年買ったiPhone 14を「あと4年くらい使うつもりみたい」と紹介した一文です。
リプライには同意する声が相次いで寄せられました。
15どころか11とか12使ってる人も普通にいる。
— 吾妻かずき (@azuma_kazuki24) 2026年9月12日
妻の家族も去年iPhone 14買ってあと4年くらい使うつもりみたいだし。
普通の人はそんなもんよね
この投稿が伸びたタイミングは偶然ではありません。
ちょうど前後の数日で、iPhone 18シリーズの発表とiPhone 17シリーズの価格改定という、2つの「値上げニュース」が立て続けに流れていたからです。
「新しいiPhoneが出るたび値段が上がる」という実感が、多くの人の中で積み重なっていたところに、この投稿が言葉を与えた格好です。
ただ、値上げへの不満だけでこの反響を説明できるのかは、もう少し掘り下げる必要がありそうです。
調べて分かったこと
なぜ今、「買い替えない」がこれほど支持されたのか
Apple Storeの直販価格を確認すると、iPhone 18 Pro(256GB)は21万9800円から、Pro Maxは23万9800円から。
折りたたみのiPhone Duo(256GB)は36万4800円からで、いずれも歴代最高値です(9月18日発売、Duoは10月23日発売予定)。
さらに、iPhone 17シリーズは2026年に入って2回価格が見直されています。
1回目は7月、為替レート(1ドル=160〜163円台)を反映した国内限定の改定でした。
2回目は9月、iPhone 18シリーズとDuoの発表に合わせる形で、公式なアナウンスなしに価格が引き上げられました。
実際にXでは、この値上がりの推移をまとめた投稿も伸びていました。
【悲報】
— たこやきまん🐙 (@xxx_takoyakiman) 2026年9月9日
iPhone 17シリーズ
まさかの「2度目の値上げ」で完全に超高級品へ…
【絶望の価格推移】
📱iPhone 17
129,800円→142,800円→159,800円
📱iPhone Air
159,800円→177,800円→189,800円
📱iPhone 17e
99,800円→107,800円→124,800円
📱iPhone 16(型落ち)
124,800円→139,800円… pic.twitter.com/71oNP9AJdF
投稿によれば、iPhone 17(256GB)は発売時の12万9800円から14万2800円、そして15万9800円へと2段階で値上がりしました。
発売から1年ほどで、上昇額は合計3万円にのぼります。
「新機種が出るたびに型落ちモデルも値上がりする」という状況では、型落ちを待つメリットすら薄れてしまいます。
「買い替えない」という選択が、単なる節約ではなく合理的な判断として支持された理由がここにありそうです。
iPhoneの買い替え時期は、結局いつがベストなのか
とはいえ、いつまでも同じ端末を使い続けられるわけではありません。
判断材料になるのが、バッテリー(充放電を繰り返すと劣化する部品)の状態とOS(基本ソフト)のサポート期間です。
Appleは主要モデルについて、発売から5〜6年程度は最新のiOSアップデートを提供し続けてきた実績があります。
バッテリーは消耗品なので、「設定」アプリの「バッテリーの状態」で最大容量が80%を下回ったら、正規の修理店でバッテリー交換をするのが目安です。
それだけで体感の使用感はかなり改善します。
買い替えの何分の一かの費用で延命できるため、「壊れるまで、あるいは重要な機能が使えなくなるまで待つ」という選択は、今回の投稿が支持された通り決して珍しくないのです。
Shiritomo GADGET編集部の考察:明日から見るべきは「値上げ幅」より「延命コスト」です
今回のケースで興味深いのは、iPhone 18やDuoという新製品自体よりも、「値上げが続く中でどう振る舞うか」という消費者側の工夫にXの関心が集まった点です。
メーカーの新製品発表は毎回大きな話題になりますが、Discover経由の読者は「自分ごと」に近い話題ほど反応しやすい傾向があります。
今回のように新製品と対になる形で「買わない選択」を扱うと、片方だけを追うより読者の共感を得やすくなります。
購入判断という観点では、新機種の価格だけを見るのは早計です。
今使っている端末をあと1〜2年延命した場合のバッテリー交換費用と、買い替えた場合の総額を比べる視点が実用的でしょう。
値上げのペースが今後も続くなら、型落ちモデルを「型落ちだから安い」と思い込まず、都度価格を確認する習慣も必要になってくるはずです。
まとめ
iPhone 18シリーズとDuoが過去最高値で発表された裏で、iPhone 11や12を使い続ける人たちの声が大きな共感を集めました。
値上げが続く今、買い替えのタイミングは「新機種が出たから」ではなく、バッテリーの状態や自分の使い方から逆算して決める人が増えていきそうです。
さらに深掘りしたい方へ
価格の詳細は公式発表を参照しています。


