Razer、新型MMOマウス「Naga V3 Pro」発表 最大23ボタンでカスタマイズ自在
23個。
Razerが発表した新型ワイヤレスマウス「Naga V3 Pro」が搭載するプログラム可能ボタンの数です。
左側面のパネルを3種類の中から選ぶだけで、MMO(多人数参加型オンラインRPG)向けの12ボタン仕様にも、日常使い向けの2ボタン仕様にも姿を変えます。
ボタン配置を作業内容ごとに切り替えるという発想は、SNS運用や日々のPC作業を効率化したい人にもヒントになりそうです。
この記事では発表内容を整理したうえで、価格やスペックを一次情報で確認した結果をまとめます。
先に結論をまとめると:
– 左側面パネルを2/6/12ボタンの3種類から交換でき、最大23個のボタンをプログラム可能
– 日本価格は税込29,980円、8月28日発売。
Bluetooth接続時は最大280時間駆動
– 前モデルNaga V2 Pro(2022年発売)から約4年ぶりの刷新で、重量はサイドプレート次第で97〜117g
何が起きたのか(Xでの盛り上がり)
Razer公式アカウントが発表を投稿したツイートには、24時間足らずで140万件を超えるインプレッションと2,600件以上のいいねが集まりました。
投稿では「Razer Naga V3 ProでMMOの操作をさらに先へ」という趣旨のもと、モジュール式(部品を組み替えられる方式)のカスタマイズ性と最大23個のプログラム可能ボタンが紹介されています。
Take MMO control further with the Razer Naga V3 Pro: https://t.co/5D1BrtCt30
— R Λ Z Ξ R (@Razer) 2026年8月11日
Built on the modular versatility that defines the Razer Naga, it gives you even more ways to shape your controls for MMOs and beyond.
Keep more commands within reach with up to 23 programmable… pic.twitter.com/aOD8ey95cb
Naga シリーズは2009年に登場した多ボタンマウスの系譜で、MMOプレイヤーの間では長く定番として扱われてきました。
ただ、投稿文だけでは価格や発売時期、実際の重量まではわかりません。
そこで公式発表と海外メディアの一次情報を確認しました。

調べて分かったこと
価格と発売日はいつ、いくらなのか?
Razer公式および国内メディアの報道によると、日本での価格は税込29,980円、発売日は2026年8月28日です。
米国ではRazer公式サイトで179.99ドル(税別)として案内されており、海外レビューサイトのTom’s Hardwareは「前モデルと同じ価格帯に据え置かれた」と報じています。
ボタン数やセンサー性能が引き上げられたにもかかわらず価格帯を維持している点は、既存ユーザーへの配慮を意識した設計に見えます。
なぜ「23ボタン」が実現できるのか?
ボタン数の内訳は、左側面の交換式マグネットパネル(MMO向け12ボタン/MOBA・バトルロイヤル向け6ボタン/FPS・日常使い向け2ボタン)に加え、本体側のクリックボタンやホイール、クイックアクセスエッジボタン(DPI=マウスの感度を素早く切り替える2つのボタン)、そしてロック機構付きの薬指ボタンを組み合わせた合計です。
ゲームジャンルに応じてパネルを付け替えることで、1台のマウスをMMOにもFPSにも転用できる設計になっています。
日本語アカウントの投稿でも同様の内容が紹介されており、「Razer Nagaならではのモジュール式の高いカスタマイズ性をさらに進化させ、MMOはもちろん、さまざまなゲームで自分のプレイスタイルに合わせた操作を実現」と説明されています。
MMOの操作を、さらにその先へ。
— R Λ Z Ξ R 🇯🇵 (@RazerJP) 2026年8月12日
Razer Naga V3 Pro:https://t.co/wr94Dn59mP
Razer Nagaならではのモジュール式の高いカスタマイズ性をさらに進化させ、MMOはもちろん、さまざまなゲームで自分のプレイスタイルに合わせた操作を実現。… pic.twitter.com/4C4r5EAa22
センサーや駆動時間はどこまで進化したのか?
搭載センサーはRazer Focus Pro 50K Optical Sensor Gen-3で、最大50,000DPI(マウスの移動量を検知する解像度)、930IPS、90G加速度に対応します。
画面のリフレッシュとセンサーの読み取りタイミングを合わせて遅延を抑える「Frame Sync」機能も備えています。
スイッチは1億回以上のクリック耐久性を持つRazer Optical Mouse Switches Gen-4を採用し、従来より12%軽い力で押せるとされています。
ホイール周りも刷新され、24段階の「Standard Tactile」、48段階の「Precision Tactile」、抵抗なく回せる「Free-Spin」、速度に応じて自動切り替わる「Smart-Reel」の4モードを備えたHyperScroll Tilt Wheel Gen-2が搭載されました。
接続方式はRazer HyperSpeed Wireless・Bluetooth・有線USB Type-Cの3通りで、駆動時間はHyperSpeed Wireless接続時が最大155時間、Bluetooth接続時は最大280時間とされています。
重量や価格を気にする声はどうなのか?
海外メディアPC Gamerによると、重量はサイドプレート未装着時で97g、装着時は選ぶパネルによって112〜117gになるとされています。
近年の軽量ゲーミングマウス(100g未満のモデルも珍しくありません)と比べると軽量とは言えず、ボタン数と引き換えに重さが増える構成です。
X上でも発表直後から反応が広がっており、旧世代の多ボタンマウスからの乗り換えを検討する声が見られる一方、重量や価格を気にする投稿もあるようです。
海外テック媒体Windows Centralも発表直後に「23個のプログラム可能ボタン、交換式サイドプレート、50K DPI、最大155時間駆動」を挙げてワイヤレスマウスとしての完成度を評価する投稿をしています。
Shiritomo GADGET編集部の考察:モジュール設計は「軽量化」への逆張り
近年のゲーミングマウス市場は50g台の超軽量モデルが主戦場になっており、Naga V3 Proの重量はその潮流とは逆行しています。
それでも価格を前モデルと同水準に据え置きつつ機能を積み増した背景には、「軽さより多機能」を求めるMMO・多ボタン層の需要が根強く残っているという判断があるように見えます。
パネル交換という発想自体はNagaシリーズが長年培ってきたもので、目新しさより「積み重ねの完成形」として評価する視点が妥当ではないでしょうか。
1台で複数ジャンルをカバーする設計は、周辺機器を絞り込みたい層にも刺さりやすいポイントです。
まとめ
Naga V3 Proは、交換式サイドプレートというNagaシリーズの強みを維持しながら、センサーとホイールを世代更新した一台です。
日本発売は8月28日、価格は税込29,980円で、重量や価格をどう評価するかは実機レビューの積み重ねを待つ必要がありそうです。
さらに深掘りしたい方へ
より詳しいスペックや実機レビューを確認したい方は、以下も参考にしてください。

