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「これで、未読無視が捗りますね」──LINEの新機能、11月4日から有料化しLYPプレミアム特典に

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月28日 更新
「これで、未読無視が捗りますね」──LINEの新機能、11月4日から有料化しLYPプレミアム特典に

「これで、未読無視が捗りますね^^」。
LINEの新機能の動きをいち早く掴んだ投稿が、X(旧Twitter)に流れてきたのは9月のことでした。
トークを開かずに、過去のやり取りまでスクロールして未読のまま読めるようになる——LINEをビジネスでも日常でも使っている人なら、誰でも関係してくる話です。
それがこのたび、無料のお試し期間を終え、11月4日から有料のLYPプレミアム特典として正式スタートすることが発表されました。

先に結論をまとめると:
– トークリストを長押しして過去のやり取りまでスクロール確認できる「スクロールプレビュー」機能が、11月4日からLYPプレミアムの「スタンダードプラン」「with Netflix」会員特典になります
– 利用にはLINEアプリのバージョン26.15.0以上が必要で、PC版LINEは対象外です
– 同じ11月4日、これまでiOS中心だった通常の「プレビュー」機能がAndroidを含む全ユーザーに無料開放されます

11月4日から何が変わるのか

LINEヤフーが2026年10月28日に発表した内容によると、トークリストで会話を長押しすると、未読のまま過去の履歴までさかのぼって確認できる「スクロールプレビュー」機能が、11月4日(水)からLYPプレミアムの会員特典として提供されます。
対象は「LYPプレミアム スタンダードプラン」および「LYPプレミアム with Netflix」の会員です。
利用するにはLINEアプリをバージョン26.15.0以上に更新しておく必要があります。
現時点ではPC版LINEは利用対象外とされています。

この機能、実はこれまでずっと無料で使えていたわけではありません。
もともとは「LINEラボ」で全ユーザーに無料で先行提供されていた試験機能だったものが、今回正式リリースと同時に有料特典へと切り替わる形です。
無料で試せていた機能が本番投入のタイミングで有料化に回る、というのはLINEではここ数ヶ月繰り返されてきた流れでもあります。

そしてもう一つ見落とせないのが、同じ11月4日に「反対方向」の変更も起きる点です。
これまでiOSユーザーを中心に提供されてきた、長押しで最新の未読メッセージだけを確認できる通常の「プレビュー」機能があります。
この機能が、Androidユーザーも含めた全ユーザーに向けて無料で提供開始されるのです。
つまり同じ日に、片方の機能は有料化し、もう片方の機能は無料化するという、ねじれた動きが同時に起きるわけです。
この組み合わせを知らずに「LINEがまた有料化された」とだけ受け取ると、話の半分しか見えていないことになります。
では、なぜこのタイミングでこうした切り分けが行われたのでしょうか。

調べて分かったこと

なぜ無料だったものが有料になったのか?

LYコーポレーションの発表を確認すると、「スクロールプレビュー」は今回いきなり登場した機能ではありませんでした。
実はこの変更には前触れがありました。

LINEアプリの挙動を継続的に調べている解析系のブログ・アカウント「blog_jetstream」さんが、正式発表よりおよそ1ヶ月半前の投稿で「まずはLINEラボで先行提供後、LYPプレミアム特典となります」と書き込んでいました。
「LINEラボ」はLINEが新機能を一部ユーザーに先行テストさせる実験的な機能群の名称です。
ここで試験投入されたものが、利用者の反応や技術的な検証を経て正式機能に格上げされる、というのがLINEの定番パターンです。
今回の「スクロールプレビュー」も、このラボ→有料特典という流れをそのまま踏んでいます。
つまり「無料で使えていたのに急に有料になった」ように見えても、実際は試験提供の段階からすでに有料特典化が設計されていた可能性が高いということです。

同時に無料になる「もう一つのプレビュー」とは?

一方で、今回同時に発表されたのが、既存の通常「プレビュー」機能の無料全ユーザー展開です。
こちらもやはり事前に動きを掴んでいた投稿がありました。

9月上旬の投稿では「メッセージスレッド長押しによるプレビュー機能が、Android / iOS共に正式展開される模様」「しかも、メッセージのスクロール操作にも対応する模様」「これで、未読無視が捗りますね」と書かれています。
発表内容と照らし合わせると、この投稿は今回ふたつに分かれた動き——無料開放される通常プレビューと、有料特典化するスクロールプレビュー——の両方の気配を、発表前からすでに掴んでいたことになります。
これまでAndroid版では使えなかった機能が、LYPプレミアムに入っていない人も含めて全Androidユーザーに開放されます。
「有料化」のニュースの裏側で、実は無料でできることが増える人も一定数いる、というねじれた構図です。

「LINEプレビュー」機能、結局どう使えばいいのか

ここまで整理すると、11月4日以降のLINEには見た目が似た2つのプレビュー機能が並立することになります。
混乱しそうな人のために整理すると、トークリストの会話を長押しするという操作自体はどちらも共通しています。
違いは確認できる範囲で、通常の「プレビュー」は直近の未読メッセージだけ、「スクロールプレビュー」はそこからさらに過去の履歴までさかのぼれる拡張版、という位置づけです。
前者は11月4日からAndroidを含む全ユーザーが無料で使え、後者はLYPプレミアムのスタンダードプランかwith Netflixプランに入っている人だけが使えます。
どちらもアプリをバージョン26.15.0以上に更新していないと表示されないので、「機能が出てこない」と感じたら、まずはアプリの更新状況を確認するのが近道です。
「LINEプレビュー」は毎月一定の検索需要が続いている言葉で、今後も同じような機能追加・仕様変更のたびに検索されやすいテーマだと見ておいてよさそうです。

Shiritomo編集部の考察:無料と有料を同時に動かす狙い

SNS運用やアプリのマネタイズを見る立場からすると、今回の発表でいちばん興味深いのは「有料化」と「無料化」を同じ日に組み合わせている点です。
片方だけを単独で発表すると、有料化は「また値上げか」という反発につながりやすく、無料化は単体ではニュース価値が薄くなります。
両方を一度に出すことで、「一部機能は有料だが、別の機能は誰でも使えるようになる」という形に見え方が整理され、ユーザー側の不満が一極集中しにくくなるという効果があります。
LINEラボでの先行テストを経て本番投入時に有料化する、という今回の流れも、無料試用で使い勝手への抵抗感を先に減らしてから課金ラインを引く、段階的な導線設計として読み取れます。
SNS運用担当者が自社サービスで新機能を試験提供するなら、どのタイミングで・どの範囲を有料に切り替えるかが悩みどころです。
この「無料テスト→一部有料・一部無料展開」という組み合わせ方は、参考になる事例だと思います。

まとめ

LINEの「スクロールプレビュー」機能は11月4日からLYPプレミアムの会員特典として正式スタートし、同じ日に既存の通常プレビュー機能はAndroidを含む全ユーザーへ無料開放されます。
アプリのバージョンを26.15.0以上に更新したうえで、自分がどちらの機能の対象になるのかを確認しておくとよさそうです。

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公式発表の詳細は、LYコーポレーションのプレスリリースで確認できます。