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『RYUJI 竜二』10月30日公開、初日は全国ライブビューイングも――43年ぶりの銀幕復活

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月28日 更新
『RYUJI 竜二』10月30日公開、初日は全国ライブビューイングも――43年ぶりの銀幕復活

新宿・歌舞伎町を舞台にしたヤクザ映画『竜二』が、1983年の公開から43年の時を経て『RYUJI 竜二』として生まれ変わります。
公開日は10月30日。
主演は柳楽優弥さんで、相手役の川栄李奈さん、兄弟分を演じる萩原利久さんら豪華キャストが揃いました。
リメイクと聞いて「今さらなぜ」と思う方もいるかもしれませんが、調べてみると原作にはこの企画の重みを裏付ける背景がありました。

先に結論をまとめると:
– 『RYUJI 竜二』は10月30日(金)全国公開で、初日はTOHOシネマズ新宿でのキャスト舞台挨拶に加え、全国の劇場でライブビューイング(舞台挨拶を各地の映画館にライブ中継する仕組み)を実施
– 翌31日には109シネマズ川崎でも川栄李奈さん・萩原利久さん・JUNONさん・水田伸生監督による舞台挨拶が予定されている
– 主題歌はBE:FIRSTが本作のために書き下ろした「It’s not a bad life」で、特別映像も公開済み

何が起きたのか

公開を目前に控え、キャスト陣のメディア露出が相次いでいます。
萩原利久さんは10月28日放送の日本テレビ系『ヒルナンデス!』に生出演し、公開を直接アピールしました。

この投稿は作品公式アカウントが発信したもので、1,945件のいいねを集めています(2026年10月28日午前11時32分時点、取得データより)。
公開2日前というタイミングで、宣伝が最終盤に入っていることがうかがえます。
ただ、なぜ今このタイミングで「43年前の映画のリメイク」が作られたのか、そこには単なる話題作り以上の事情がありました。

調べて分かったこと

原作『竜二』が「伝説」と呼ばれる理由とは?

1983年の原作『竜二』は、無名の劇団俳優だった金子正次さんが自ら脚本を書き、主演も務めた作品です。
金子さんは撮影前年に大量喀血で倒れ、末期の胃がんと診断されていました。
本人には病名を伏せたまま撮影が進められ、映画が公開されたわずか1週間後の1983年11月6日、金子さんは33歳でこの世を去っています。
劇場前には「金子正次の『竜二』は永遠に不滅です」という看板が掲げられたと伝えられており、俳優の人生そのものが作品と重なる、日本映画史でも異色の成り立ちを持つ作品です。
この背景を知ると、今回の企画が単なる懐古リメイクではなく、「情に厚いヤクザが家族のために生きる」という原作の核を受け継ぐ挑戦だと分かります。

新作はどんな物語になるのか?

舞台は1984年から1990年の新宿・歌舞伎町。
腕っぷしが強く舎弟たちから慕われる竜二(柳楽優弥さん)は、まり子(川栄李奈さん)と出会い息子が生まれたことをきっかけに、裏社会から足を洗う決意をします。
酒屋の配達員として働き始めた竜二でしたが、薬物に溺れた兄弟分のカズ(三宅健さん)、舎弟の直(萩原利久さん)やひろし(JUNONさん)との再会が、封印していた過去を呼び戻していきます。
監督は『今日から俺は!!劇場版』などで知られる水田伸生さんが務めました。

ライブビューイングでは何が観られるのか?

公開に先立つ10月11日には、主題歌「It’s not a bad life」のスペシャル映像が公開されました。
未公開シーンや初公開のメイキング映像も盛り込まれており、本編の雰囲気を先取りできる内容です。

ライブビューイングは、劇場での生の舞台挨拶を全国の別の映画館にリアルタイムで中継する仕組みで、地方在住でも都内の初日イベントを同時体験できる点が特徴です。
翌31日には109シネマズ川崎で2回目の舞台挨拶も予定されており、公開週末にかけてキャストの露出がさらに増える見込みです。

Shiritomo MOVIE編集部の考察

今回の企画で興味深いのは、主題歌をBE:FIRSTの書き下ろしにした点です。
往年のヤクザ映画ファンだけでなく、現役の人気グループのファン層にもリーチする座組みは、旧作のリメイクが陥りがちな「懐かしさ頼みの訴求」から意図的に外れています。
ライブビューイングを初日から用意したのも同じ発想でしょう。
都心の劇場に行けない層を取りこぼさない設計は、公開規模の小さい邦画がSNSでの話題化を狙う上で参考になる手口です。
43年前に33歳で世を去った原作者の物語を知ったうえで本編を観ると、キャスティングの重さも違って見えてくるはずです。

まとめ

『RYUJI 竜二』は10月30日に全国公開され、初日のライブビューイングと翌日の舞台挨拶で公開直後の話題化を図ります。
原作が背負う重い成り立ちを踏まえると、単なるリメイクにとどまらない作品として注目できそうです。

さらに深掘りしたい方へ

『RYUJI 竜二』柳楽優弥主演で43年ぶり復活、ジャパンプレミアは満員御礼に『RYUJI 竜二』柳楽優弥主演で43年ぶり復活、ジャパンプレミアは満員御礼に10月7日、TOHOシネマズ新宿。 かつて『竜二』が描いた歌舞伎町から目と鼻の先のスクリーンに、「満員御礼」の文字が並びました。

原作『竜二』と金子正次さんの生涯についてさらに知りたい方は、伝説の俳優・金子正次が遺した映画『竜二』の軌跡(MOVIE WALKER PRESS)で詳しい解説が読めます。