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動員1692万人、韓国歴代1位『王と生きる男』はなぜ日本公開に11か月かかったのか

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月12日 更新
動員1692万人、韓国歴代1位『王と生きる男』はなぜ日本公開に11か月かかったのか

1692万人。
2026年8月31日時点でこの動員数を記録した映画が、韓国歴代興行収入1位に立っています。
舞台は1457年の朝鮮王朝、王位を追われた若き王と流刑地の番人が身分を超えた友情を育んでいく物語です。
韓国公開はすでに2026年2月4日、半年以上前のことでした。
それでも日本での公開は、この記事の発表時点からさらに数か月先の2027年1月8日です。
海外の”歴代1位”作品がどんな経緯で日本に届くのか、映画好きなら気になるところです。

先に結論をまとめると:
– 韓国映画『王と生きる男』は2026年2月4日の韓国公開後、2026年8月31日時点で動員1692万人を記録し韓国歴代興行収入1位に
– 主演のユ・ヘジンとパク・ジフンは2026年5月の白像芸術大賞(韓国の映画・ドラマ・演劇の功労者を称える賞)でそれぞれ大賞、新人賞・人気賞を受賞
– 日本公開は2027年1月8日、KADOKAWA配給で全国ロードショー決定

韓国歴代1位に押し上げた1692万人という動員数

2026年2月4日に韓国で公開されたこの映画は、公開から半年以上を経ても勢いが衰えませんでした。
2026年8月31日時点の動員数は1692万人。
この数字が韓国歴代興行収入1位という記録につながっています

物語の舞台は1457年の朝鮮王朝です。
王位を追われた若き王・李弘暐(이홍위)と、流刑地でこの若き王を見守る村長オム・フンドが、身分の差を超えて結んでいく友情を描いた時代劇です。
この座組みを支えているのが、村長役のユ・ヘジンと若き王役のパク・ジフンという主演2人になります。

このポストが紹介しているとおり、パク・ジフンは元Wanna Oneのメンバーという経歴を持つ俳優です。
K-POPグループ出身という肩書もあって、韓国国内だけでなく日本のSNS上でも本作の情報が拡散されやすい下地になっているようでした。

評価の面でも裏付けがあります。
2026年5月に開催された白像芸術大賞では、ユ・ヘジンが映画部門大賞を、パク・ジフンが新人賞と人気賞を受賞しました。
動員記録だけでなく、演技面でも評価を得ている座組みだということが分かります。
ここまでの実績を踏まえると、気になるのは日本公開の体制がどうなっているかです。

発表内容だけでは分からなかった制作体制

公式発表やニュースの見出しだけでは、監督が誰なのか、日本でどこが配給を担当するのかまでは分かりません。
そこで各メディアの報道を確認してみました。

監督は誰が手がけているのか

複数の映画メディアの報道によると、監督を務めているのはチャン・ハンジュンです。
史劇(歴史ドラマ)としては本人にとって初めての監督作にあたるとされており、1457年という具体的な時代設定を丹念に作り込んだ座組みであることがうかがえます。

このポストにあるとおり、本作のテーマは終始「身分を超えた二人の出会いが生んだ、友情と絆の物語」に置かれています。
時代劇でありながら、派手な合戦よりも人間関係の機微に軸足を置いた作品であることが伝わってきました。

日本ではどこが配給を担当するのか

日本公開の配給を担当するのはKADOKAWAです。
2027年1月8日に全国ロードショーという形で公開されることが決まっています。
韓国公開の2026年2月から数えると、日本上陸までにはおよそ11か月の間が空くことになります
海外の大ヒット作であっても、日本公開までにこれだけの調整期間が必要になるケースは珍しくありません。

Shiritomo MOVIE編集部の考察

日本ではまだ馴染みの薄い韓国の時代劇が、1692万人という規模でヒットする背景には、俳優の実力派としての評価と、SNSで拡散しやすい話題性の両方が揃っていることが大きいはずです。
ユ・ヘジンのような演技巧者と、元アイドルというキャリアを持つパク・ジフンの組み合わせは、演技賞との相性の良さと拡散力を同時に満たす座組みと言えます。

日本公開までに11か月という期間が空いたことも、単なる調整の遅れとは限りません。
KADOKAWAのように過去に韓国映画を扱ってきた配給会社が入る場合、白像芸術大賞での受賞といった”お墨付き”が出そろってから宣伝を本格化させる判断があってもおかしくありません。
興行の実績と賞レースでの評価、その両方を携えて日本に上陸する座組みは、今後の韓国映画輸入のひとつのモデルケースになりそうです。

まとめ

『王と生きる男』は、韓国国内で歴代1位の動員記録を打ち立てながら、日本ではまだ多くの人にとって耳慣れないタイトルでした。
監督のチャン・ハンジュン、配給のKADOKAWA、そして白像芸術大賞での受賞歴という材料が揃ったうえで、2027年1月8日についに全国ロードショーが決定しています。
1457年の朝鮮王朝を舞台にした身分違いの友情劇が、日本の観客にどう届くのか楽しみです。

さらに深掘りしたい方へ

日本公開の詳細な特報映像やティザービジュアルは、cinemacafe.netの特集記事で確認できます。
韓国での興行成績や受賞歴の経緯については、MOVIE WALKER PRESSの記事でも詳しく報じられています。