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「一家団欒が7万で買えんだから」――Switch 2、値上げ後も国内670万台突破

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月25日 更新
「一家団欒が7万で買えんだから」――Switch 2、値上げ後も国内670万台突破
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7万円。
マリオカートの新作とセットで「Nintendo Switch 2」を買った人が、レシートの合計金額にそうつぶやいていました。
発売から1年以上が経ち、本体価格も値上げされたいまのSwitch 2が、実際にどれくらい売れているのか気になった人は少なくないはずです。
これから買うかどうか迷っている読者にとっても、「今さら買って損はないか」を判断する材料になる数字がいくつかあります。

先に結論をまとめると:
– Switch 2は2025年6月5日の発売から2026年6月末までの約1年1か月で、世界累計2,368万台(うち国内670万台)を売り上げています
– 国内専用モデルは2026年5月25日に49,980円から59,980円へ値上げされましたが、値上げを挟んだ四半期も世界計で本体382万台・ソフト946万本を売り上げました
– ソフトの累計販売本数は5,817万本で、本体1台あたり約2.5本が売れている計算になり、買った人が実際に遊んでいることがうかがえます

家族で7万円、Switch 2を選んだという投稿

10月24日、Switch 2とマリオカートの新作を購入したという投稿がありました。
「締めて7万円…高っけぇ…」とこぼしつつも、「前のめりになる家族見たら安いよな 一家団欒が7万で買えんだから」と書かれています。

添付された写真には、3人がテレビの前に並んで座り、4分割された画面でレースゲームを遊ぶ様子が写っていました。
投稿文でも「マリカー」を買ったと明かされているとおり、画面には対戦中とみられるコース風景が映っています。
値上げ後の7万円という出費を「高い」と感じつつも、家族で画面を囲む時間に価値を見出す――この投稿はいいねが5,000件を超え、多くの人の目に触れました。

ただ、個人の投稿1件だけでは、Switch 2が発売から1年以上を経てもなお売れ続けているのかまではわかりません。
そこで任天堂が実際に公表している販売データを確かめてみました。

調べてわかった、発売1年以上が経った今の販売実績

実際にどれだけ売れているのか?

任天堂が2026年8月6日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)決算によると、Switch 2の世界累計販売台数は2026年6月末時点で2,368万台でした。
地域別では国内670万台、米大陸795万台、欧州537万台、その他366万台となっています。
ニュースで言われていた「累計640万台」という数字は、この国内分の670万台に近い値ではあるものの、任天堂が公表した正確な数字とは一致しません。
記事ではこの公式決算の数字を採用します。

発売直後から着実に積み上げてきた台数で、直近の2026年4〜6月期単体でも本体382万台・ソフト946万本を売り上げています。
前年同期(発売直後で需要が最も高かった時期)と比べると台数は34.4%減ってはいるものの、発売から1年以上が経った今も新規購入が続いていることがわかります。

値上げしてもなぜ売れ続けているのか?

任天堂は2026年5月25日、国内専用モデルの価格を49,980円から59,980円へ、1万円引き上げました(多言語対応モデルは69,980円のまま変更なし)。
値上げの理由として任天堂はメモリなど部材価格の高騰や為替の影響を挙げており、関連記事「Switch2、1万円の値上げを経ても週販はPS5の4倍に」でも報じたとおり、値上げ直後も週販ベースで他社据え置き機を上回る状態が続いていました。

値上げを挟んだ四半期(2026年4〜6月期)の販売実績を見ても、前年同期比では減少したものの、世界計で本体382万台・ソフト946万本という水準は維持されています。
1万円の値上げが新規購入を完全に止めたわけではなさそうです。
今回取り上げた投稿のように「高いけど買う」という選択をした人がいたこと自体は、この数字と矛盾しません。

Shiritomo GAME編集部の考察:本体より先に注目したいソフト購入率

Shiritomo GAME編集部が今回の数字で気になったのは、本体の売上台数そのものより、ソフトとの組み合わせです。
任天堂の公開データでは、Switch 2の世界累計はハード2,368万台に対してソフトは5,817万本。
単純に割ると本体1台あたり約2.5本のソフトが売れている計算になります。

家庭用ゲーム機では、本体が売れても「積みゲー」のまま遊ばれないケースが珍しくありません。
その点でこの比率は、買った人が実際に複数のタイトルを遊んでいることを示す数字です。
今回の投稿にあった「家族団欒」という使い方も示唆的です。
携帯機としても据え置き機としても使え、画面分割での対戦に向くハード設計が、1本のソフトを買って終わりにしない継続利用につながっているのではないでしょうか。
値上げ後も販売が大きく落ち込まなかった背景には、こうした「買った後も遊ばれ続ける」実利用の強さがあると見ています。

まとめ

Switch 2は発売から1年以上、値上げを経てもなお新規購入が続いているハードであることが、任天堂自身の決算データから確認できました。
7万円という出費を「高い」と感じながらも買う人がいる背景には、価格だけでは測れない体験の価値があるようです。

さらに深掘りしたい方へ

Switch2、1万円の値上げを経ても週販はPS5の4倍に。
バッテリー20%増量でも持ちが伸びない仕組みSwitch2、1万円の値上げを経ても週販はPS5の4倍に任天堂は2026年5月25日、Nintendo Switch 2の本体価格を49,980円から59,980円へ、1万円引き上げました。

Switch 2の販売実績は、任天堂の株主・投資家向け情報で四半期ごとに公表されています。
2026年4〜6月期の決算内容は電ファミニコゲーマーの記事でも詳しく報じられています。
値上げの経緯についてはImpress Watchの記事が詳しいので、気になる方はあわせてご覧ください。