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Codex CLIの利用、DevDay以降まさかの2倍に――プリセットや社内プロキシ対応も追加

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月25日 更新
Codex CLIの利用、DevDay以降まさかの2倍に――プリセットや社内プロキシ対応も追加

「Surprisingly the CLI has grown 2X in usage since devday(意外にも、CLIの利用はDevDay以降2倍に増えた)」。
OpenAIでコア製品部門を率いるTibo氏が10月24日、Codex CLIの最新アップデートを伝える投稿にそう書き添えました。
発表会から1カ月足らずで、利用が倍増したことになります。

CLIでAIコーディングエージェントを使っている人にとっては、自分の環境にも関わる具体的な機能追加が中心の更新です。

先に結論をまとめると:
– OpenAIがCodex CLIを更新、プリセットの保存・モデルや権限のインライン設定・Windows向け社内プロキシ対応などを追加
– OpenAIのTibo氏によると、CLIの利用はDevDay以降2倍に増えた
– 同時期にVS Codeでも、複数のAIモデルに同じ作業をさせて結果を比較できる「Compare Models」機能が公開されている

何が起きたのか

Tibo氏の投稿によると、今回のCodex CLI更新の中身は次のようなものです。

  • プリセット機能 — よく使うプロンプトやスラッシュコマンドを、番号付きのスロットに保存して呼び出せるようになった
  • インライン設定 — モデルの種類や権限プロファイルを、コマンドの中で直接指定できるようになった
  • エンタープライズMCPサインイン — 企業向けのMCP(外部サービス連携の仕組み)に、よりスムーズにログインできるようになった
  • 長時間セッションの再開修正 — 長く続けていた作業を中断後に再開する際の失敗が修正された
  • Windowsの社内プロキシ対応 — 企業のネットワーク環境でも認証を通しやすくなった

Tibo氏は、こうした機能追加に加えて「意外にも、CLIの利用はDevDay以降2倍に増えた(Surprisingly the CLI has grown 2X in usage since devday)」という数字にも触れています。
ただ、この投稿ではそれ以上の詳しい内訳までは語られていません。
投稿そのものは以下から確認できます。

調べて分かったこと

何が変わったのか?

今回の更新には、ほかにも細かい改善が含まれています。
たとえば、作業の途中でAIの「推論の強さ(reasoning effort)」を切り替えても、キャッシュ(会話の文脈を保持する仕組み)が壊れないようになりました。
これまでは、軽い作業を素早く処理したいときと、難しい作業にじっくり考えさせたいときで設定を切り替えると、文脈を最初から組み直す必要がありました。
その手間が、今回なくなったことになります。

似たような動きは他にもある?

CLIの外でも、複数のAIモデルを使い分ける動きは広がっています。
マイクロソフトのVS Codeには、プレビュー版として「Compare Models(モデル比較)」という機能が用意されています。
同じ作業を複数のAIモデルやエージェントに同時にやらせて、結果を並べて見比べられる仕組みです。
良い実装をそのまま採用することも、複数の結果の良い部分を組み合わせて新しい実装を作ることもできます。

AIコーディングエージェントはコード以外の仕事にも広がっている?

Claude CodeやCodexといったツールは、もともとプログラミング支援として作られたものですが、最近は会計事務所などが銀行明細やクレジットカードの取引データから仕訳の候補を作る、といった定型事務の自動化にも使われ始めています。
CLIという地味な見た目のツールが、プログラマー以外の業務にも広がりつつある流れの一例といえそうです。

Shiritomo編集部の考察:ツールを固定しない運用がこれから効いてくる

これまではClaude CodeとCodexのどちらか一つに決めるという選び方が一般的でしたが、VS Codeの「Compare Models」のように複数のAIモデルを並べて試せる環境が整ってくると、タスクの種類によってモデルを使い分ける運用のほうが合理的になっていきます。
モデルによってAIクレジットの消費量も変わります。
簡単な作業には軽いモデル、込み入った作業には強いモデルを割り当てるといった判断が、今後は現場でより当たり前になっていくでしょう。
CLIを使っている開発者であれば、まずは今回追加されたプリセット機能を使って、作業の種類ごとに設定を切り替える仕組みを作ってみるのも一つの手です。

まとめ

OpenAIはCodex CLIにプリセットやインライン設定、Windows向けの社内プロキシ対応などを追加しました。
開発者のTibo氏によれば、CLIの利用はDevDay以降2倍に増えています。
VS Codeの「Compare Models」機能など、複数のAIモデルを使い分ける動きとあわせて見ると、AIコーディングエージェントは開発現場の標準的な道具になりつつあるようです。

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