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「スマホ開くたびに萎える」――Duolingoが”気持ち悪いフクロウ”をまた仕込んだ理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月8日 更新
「スマホ開くたびに萎える」――Duolingoが”気持ち悪いフクロウ”をまた仕込んだ理由

298万回表示、いいね7,876件。
9月8日早朝に投稿された一枚のスクリーンショットが、これだけの反応を集めました。
写っているのはホーム画面に並ぶ4つのアプリアイコンだけ。
特別な出来事が写っているわけではありません。
ただ、その中の一つ、語学学習アプリ「Duolingo」のアイコンが、いつもの元気なフクロウではなかったのです。
半分閉じた紫色の瞳、だらりと垂れた舌、額に浮かぶ汗の粒。
まるで高熱でうなされているような顔に変わっていました。

SNSを日常的に使っていると、アプリのアイコンがいつの間にか変わっていて戸惑うことがあります。
今回の”フクロウ騒動”もその一つですが、追いかけてみると単なる見た目の変更以上の、Duolingoらしい仕掛けが見えてきました。

先に結論をまとめると:
– Duolingoのアイコンが8月末ごろから「気持ち悪いフクロウ」に変わり、日本語・英語・スペイン語圏で不満の声が広がっている
– これは不具合ではなく、Duolingoが過去にも繰り返してきた意図的な演出
– 早く元に戻したい場合は「連続記録クラブ」への参加や端末側の設定で対処できる

「またか」――Xで広がった困惑の声

Duolingoのアイコンが不気味な姿に変わっていることに最初に気づいたのは、日常的にアプリを開いているユーザーたちでした。
冒頭で触れた投稿主も、そのひとりです。

何日か前からDuolingoのアイコンが気持ち悪いフクロウになっちゃってスマホを開くたびに萎える。


普通のフクロウに戻してほしい。
アイコンを画面から消したくなっている。

「アイコンを画面から消したくなっている」というこの投稿には、同じ症状を報告する返信が次々と寄せられました。
子供が怖がってアプリを開かなくなった、連続学習の記録を諦めそうになった、という声もあるようです。
Duolingoは世界中で使われている語学学習アプリなので、日本語圏だけでなく英語圏・スペイン語圏のユーザーからも同時多発的に同様の反応が上がっていました。

ただ、これだけ広がりのある現象だとすると、単なる不具合として片付けていいのか気になります。
実際に何が起きているのか、一次情報を確かめてみました。

なぜDuolingoは”気持ち悪いアイコン”を仕込むのか?

調べてみると、この不気味なフクロウは、Duolingoが定期的に繰り返してきた演出だと分かりました。
過去にも泣き顔バージョンやしわしわの老けた顔、目が三つあるバージョンなど、ユーザーを驚かせるアイコンを期間限定で配信してきた実績があります。
今回の高熱顔もその系譜にあるデザインのようです。

この話題はSNS上の投稿にとどまらず、ITmedia NEWSなど複数のニュースメディアでも取り上げられました。

Duolingoの新アイコンが「気持ち悪い」 世界のユーザーから「元に戻して」の声

なぜ意図的に不評を買うようなことをするのか?

一見すると自ら評判を落とす行為に見えますが、狙いは逆のようです。
奇抜なアイコンが「気持ち悪い」「戻して」といった投稿を誘発すると、それ自体がSNS上での話題化につながります。
話題になったことでアプリを久しぶりに開くユーザーが増える、という循環が生まれるとみられています。
Duolingoは学習継続率の研究にも力を入れており、こうした”驚かせて開かせる”仕掛けは、その延長線上にある施策と考えられます。
ただし、これがDuolingo自身の公式コメントとして明言されているわけではなく、報道や利用者の間で共有されている見立てである点には注意が必要です。

duolingoアイコンを元に戻すには?

このアイコン、実は通っている学習が順調であれば自然と落ち着く仕組みがあります。
50日以上の連続学習記録(ストリーク)を達成すると入れるとされる「連続記録クラブ」に参加すると、報酬としてオレンジ色の落ち着いたデザインのアイコンに切り替えられるようです。
連続記録クラブの画面から「Enter Now」を選び、アプリアイコンの変更を選択する流れになっています。

連続記録クラブの条件を満たしていない、あるいはそれでも待てないという場合は、端末側でアイコンを差し替える方法もあります。
iPhoneなら「ショートカット」アプリで「Duolingoを開く」だけの操作を登録し、好きな画像をホーム画面用のアイコンに設定する方法が広まっています。
Androidであればカスタムランチャーアプリでアイコンを個別に変更できます。
なお、放置していても過去の同種の演出では1カ月ほどで通常のデザインに戻るケースが多かったようですが、今回も同じ期間で戻るとDuolingoが公式に明言しているわけではありません。

Shiritomo編集部の考察:不快感を”あえて”設計する手法から学べること

SNS運用の観点から見ると、Duolingoのこの手法は「快適さ」だけがエンゲージメントを生むわけではないことを示しています。
通常、アプリやブランドのアイコン変更は好感度を意識した改善が中心ですが、Duolingoは逆に違和感や軽い不快感を演出材料にしています。
「気持ち悪い」という感情そのものが会話のきっかけになるという発想は、過激な炎上商法とは一線を画しつつも、話題化の設計として参考になります。
SNS担当者にとっては、ポジティブな反応だけでなく「ツッコミたくなる違和感」を狙って作る余地があるという事例として捉えられそうです。
ただし、これはDuolingoほどの強いブランド認知と「またか」と笑って許容してもらえる関係性があってこそ成立する手法である点も見逃せません。

まとめ

Duolingoのアイコンが不気味に変わったのは不具合ではなく、ユーザーの反応そのものを狙った恒例の演出でした。
気になる場合は連続記録クラブへの参加や端末設定で対処できますが、根本的には「またDuolingoがやっている」と受け止めるくらいがちょうど良さそうです。

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